【初心者の為の】株式投資 移動平均線とローソク足
株式投資を始めると色々難しい用語が出てきます。
それらの用語を簡単に解説し、実際の株の売買に役立つのかどうか解説していきたいと思います。
今回は「移動平均線」、「ローソク足」について
移動平均線 算出方法は「一定期間(5日なら直近5日)の終値の平均値を線で繋いだ指標」
重要度:★★★★★(必須 必ず覚えましょう)
「5日移動平均線」なら直近5日間の終値の平均値をプロットし、繋げていく。
例えば下記の値の株価があるとすると
日付 株価 平均値 | |
07月01日 1000円 | |
07月02日 950円 | |
07月03日 1050円 | |
07月04日 1100円 | |
07月05日 1080円 1036円 | |
07月06日 1050円 1046円 | |
07月07日 1090円 1074円 | |
07月08日 1070円 1078円 | |
07月09日 1110円 1080円 |
07月5日の平均値は07月01日~07月05日の株価の平均なので「1000」+「950」+「1050」+「1100」+「1080」÷「5」=「1036」になります。
同じ様に07月06日の平均値は07月02日~07月06日の株価の平均値「1046」。
この様に各日付の直近5日間の平均値を線で繋いだものが「5日移動平均線」になります。
他にも「25日移動平均線」や「75日移動平均線」などありますが計算方法は同じです。
これらの移動平均線を利用して「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」など様々なトレンド分析ができる様になります。
またよく利用される平均線としては「5日移動平均線(超短期)」「25日移動平均線(短期)」
「75日移動平均線(中期)」「200日移動平均線(長期)」。
ローソク足 算出方法は「始値、終値、高値、安値」
重要度:★★★★★(必須 必ず覚えましょう)
ローソク足は移動平均線と同様に非常によく使われる指標ですので抑えておきましょう。
まず「始値(はじめね)」は取引が始まって最初についた値段です。
「高値(たかね)」は取引時間中で最も高くなった値段、「安値(やすね)」は最も安くなった値段。
「終値(おわりね)」は取引の最後についた値段になります。
これらの4つの値を使って、以下の様にローソク足を作成します。
始値より終値の方が高いローソク足を陽線、始値より終値の方が安いローソク足を陰線と呼びます。
陽線は上昇トレンドの要因、陰線は下降トレンドの要因となる事が多いです。
上記の高値の様に上に向かって出ている線を上ひげ、安値の様に下に向かっている線を下ひげと呼びます。
今回は「移動平均線」と「ローソク足」について解説しました。
これらの指標は株式投資をする上でとても大事な指標となりますので必ず覚えておきましょう。
次回はこれらの指標を使った最も基本的なテクニカル分析について解説していきます。