【初心者の為の】株式投資 配当性向、配当利回り、キャピタルゲイン、インカムゲイン
株式投資を始めると色々難しい用語が出てきます。
それらの用語を簡単に解説し、実際の株の売買に役立つのかどうか解説していきたいと思います。
今回は「配当性向」と「配当利回り」「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」について
配当性向 算出方法は「1株配当÷EPS(1株当たり純利益)×100」
重要度:★★☆☆☆
企業の純利益からどのくらいの割合を配当金として株主に還元しているかの指標。
一概に配当性向が高いから低いから「買い」だという事はありません。
配当性向が高いという事は企業の利益の多くを株主に還元しているので、企業の新規事業や設備投資へ使える
お金が減ってしまい、企業の成長の妨げにもなってしまいかねません。
配当性向が高い企業は主に成熟した企業に多いです。
逆に成長企業は利益を新規事業や設備投資等に回したい為、配当性向が低くなります。
配当利回り 算出方法は「1株配当÷株価×100」
重要度:★★★☆☆
株価に対する配当金の割合。
1年間持っていると株価の○○%の配当金が得られる。
例えば配当利回りが5%だとすると10年で株価の半分、20年で元が取れる計算になります。
キャピタルゲイン 株式の売買による利益
需要度:★☆☆☆☆(言葉だけ知ってれば問題なし)
インカムゲイン 配当金等々
需要度:★☆☆☆☆(言葉だけ知ってれば問題なし)
今回は「配当性向」「配当利回り」「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」について解説しました。
長期投資を行う上で大事なのは「キャピタルゲイン」より「インカムゲイン」だと思います。
長期投資を行う場合は増配を続けてる企業や減配の少ない「安定継続配当」を実施している企業を
探し出し投資しましょう。
次回は「移動平均線」、「ローソク足」について解説していきます。